2010.11.12 消費者金融大手プロミスとアコムが赤字であることが判明

ソースはsankei

消費者金融大手3社の2010年9月中間連結決算が11日、出そろった。プロミスアコムの2社が最終赤字に転落し、アイフルは最終黒字を確保したが通期の業績予想を撤回した。6月に完全施行された改正貸金業法の影響で貸し出しが減少し、武富士破綻の影響も色濃く出ている。消費者金融をグループの個人向け業務の核として抱えるメガバンクの戦略見直しにもつながると予想される。

 「三菱東京UFJ銀行カードローン、三菱東京UFJ銀行カードローン…」。女優の戸田恵梨香さん演じる新人社員が、こう連呼するテレビCM。同銀関係者によると「銀行の個人ローンであることを強くアピールす狙いがある」。

 改正貸金業法の規制は消費者金融が対象で、銀行の個人ローンは対象外だ。傘下のアコムが不振の同銀は、法改正で消費者金融の利用資格を失った消費者を、CMなどを通じて呼び込みたい考えだ。数兆円に上るといわれる資金需要を掘り起こし、アコムの補完につなげる狙いがある。

 11日までに出そろった消費者金融大手3社の9月中間決算は、いずれも厳しい結果だった。貸し出しの減少に加え、過払い金返還に備えた引当費用の積み増しが増えたことが理由だ。アイフルだけは、前年に引当費用を手厚く計上していたことで最終黒字を確保した。ただ、先行きは不透明感を増しており、プロミス、アイフルは通期予想を見送った。こうした状況には、傘下に消費者金融を抱えるメガバンクも危機感を抱く。12日から発表が始まる中間決算は、リーマン・ショック前の水準まで業績が回復する見込みだが、「消費者金融の不振が足を引っ張っている」(業界関係者)。銀行のブランドイメージを傷つけないためにも、「法的整理には踏み出しづらい」(同)というのが実情だ。

 プロミスに出資する三井住友銀行は、10月19日の会見で奥正之頭取が、「支えていく方針に変わりはない」と表明した。カードローン審査から漏れた顧客をプロミスに紹介するといった新しい取り組みを始めた。

 メガバンク以外でも、「レイク」「ノーローン」を抱える新生銀行が、11年度中に両ブランドを統合する方向で作業を進めている。だが、消費者金融分野は回復の道筋が見えない。構造改革の一方で、ビジネスモデルの見直しも注目される。

いくら子会社とはいえ、銀行が消費者金融を紹介するなんて世も末ですね。

  • 最終更新:2010-12-06 21:21:08

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード